大手SIerのDTS(西田公一社長)が、住宅業界向けのシステムを刷新する。建築用3Dプレゼンテーションソフト「Walk in home」を軸に、サービスメニューを整備。一部ソフトはSaaSにも対応した。2010年秋以降、順次提供を開始する。主にハウスメーカーや住宅販売会社向けの総合支援システムとして、販売に力を入れる。

 DTSは、住宅関連業種向けの営業支援システムを中心に、過去10年、ソフト製品の開発を手がけてきた。今回は製品の一部SaaS化やサービスメニューの整備によって、「住宅関連のトータルな情報システムとしてサービス内容を一新した」(西田社長)という。サービスは、住宅履歴情報やバーチャル展示場、BIツール、グループウェアなど幅広い。また、エコロジー需要の高まりを受け、太陽光パネルの予測発電量や損益分岐点、ローンシミュレーションなど、エコ対応の機能も強化した。

 DTSの直近の住宅関連情報システムの年商は約10億円だが、今回のサービスメニューの刷新で、向こう3年で倍増させる計画。西田社長は「当社は金融や通信に強いSIerだが、今後は住宅関連情報システムや産業・公共、組込系など、非金融・通信の第3の事業の柱を太くしていく」と、事業多角化の一環と位置づけている。

DTSの西田公一社長