アイ・オー・データ機器(I・O DATA、細野昭雄社長)は、教材制作・販売などの東京書籍(川畑慈範社長)と協業し、ハイビジョン映像教材と映像配信システムを組み合わせた「ハイビジョンライブラリ」を、全国の小学校を対象に2011年3月に発売する。両社によれば、ハイビジョン映像を活用した教材は国内で初めてという。

 I・O DATAが開発したNASと専用のSTB(セットトップボックス)に、東京書籍が制作した教材を組み合わせた。NASを職員室などで管理し、STBを教室に置くことを想定しており、教師は専用のリモコンを使って、家庭用ビデオを操作するような感覚でSTBを操作する。NASとSTBは校内LANでつなぎ、1台のNASで複数のSTBに教材を流せる。教材は国語、社会、理科、家庭、体育、道徳を用意している。価格は6教科の教材とNAS、STBのセットで175万円から。(木村剛士)

教材を格納するNAS(左)と、教師が映像を操作するときに必要な専用セットトップボックス(STB)。STBの操作には、「標準リモコン」と「簡単リモコン」の二つを用意。年配の教師でも使えるよう配慮した