NEC(遠藤信博社長)は、教育機関向けクラウドサービスの第1弾として、デジタル教材配信サービスと学校ブログサービスを提供する「Nao Webサービス(ナオウェブサービス)」の販売を開始した。大阪府泉南市教育委員会に、緊急メール配信と合わせてサービスを提供している。

 「Nao Webサービス」は、デジタル教材配信とブログ作成・運用をセットにした教育クラウドサービス。5年間で3000機関への販売を目指す。

 デジタル教材配信サービスは、プロジェクターや地デジ対応テレビなどに対応したNHKの高画質動画コンテンツ500本を教材として提供している。教材ごとに教職員のコメントや評価の書き込みができ、利用者の属性情報に関連したコンテンツをお勧めする。教材に付加されたコメントや評価は、全利用者で共有することができる。

 ブログサービスは、学校行事や毎日の給食などをウェブ上で公開できるサービス。携帯電話からの投稿にも対応し、遠足や修学旅行、スポーツ大会の遠征先などからも更新できる。

 今後は、教材会社が提供するデジタル教材をオプションとして提供する予定。このほか研究所や大学、企業などが所有する貴重な動画や写真、教育委員会が所有する指導案などのコンテンツを集め無償で提供する考えだ

 大阪府泉南市教育委員会は、「Nao Webサービス」と緊急メール配信サービスに加え、東京書籍のデジタル教材を採用。東京書籍のドリル教材、デジタル掛図などを利用することで、繰り返し学習が効率的に実施でき、教職員の教材作成時間の削減や家庭の教材費購入の負担軽減などのメリットがある。教材は、オンラインで提供されるので、常に最新情報や数値を利用できる。

 緊急メール配信サービスは、BIGLOBEのサービスを採用。新型インフルエンザ発生情報や不審者情報などを保護者に通知することができる。緊急時以外にも、地域住民への情報発信手段として活用できる。