ネットワークインテグレータのジェイズ・コミュニケーション(愛須康之社長)は、シスコシステムズのクラウド型ウェブセキュリティサービス「Cisco ScanSafe」の取り扱いを開始した。ジェイズ・コミュニケーションは、2011年度に3億円、2012年度には5億円の売り上げを目指す。

愛須康之社長
 愛須社長は「クラウド型のウェブセキュリティサービスである『Cisco ScanSafe』と、従来から販売しているオンプレミス型のウェブセキュリティアプライアンス『Cisco IronPort WSA』を組み合わせたハイブリッド型ウェブセキュリティの提案を積極的に行う」と語った。

 ジェイズ・コミュニケーションは、09年から「Cisco IronPort WSA」の取り扱いを開始。10年には新規販売のみで3割近く売り上げが伸びたという。コストや管理面でアプライアンスの導入をためらう中堅・中小市場や、外出先でPCを使って仕事をする部門を抱える企業に対して「ScanSafe」を積極的に勧めていく。

 「ScanSafe」はグローバルで現在15のデータセンターからサービスを提供している。10Gbpsのコネクティビティを確保し、99.999%のSLA(通信サービスの品質保証)しているというクラウド型ウェブセキュリティサービスである。社内PCやモバイルPCなど、どんな場所からもアクセスできるプラグ型のサービスであり、PC管理者は管理ユーザーインターフェースから一元的にポリシーを適用できる。

 送信元IPアドレスの安全性評価を行う「Cisco IronPort SenderBase Network」を中心とした、「Cisco Security Intelligence Operations」とゼロデイ保護システム「Cisco ScanSafe Outbreak Intelligence」により、リアルタイムにクライアントを保護する。「Cisco ScanSafe Outbreak Intelligence」ではウェブリクエストに含まれる、画像などの各コンテンツに特化したエンジンでスキャンを行う。未知の脅威に迅速に対応し、安全な通信を提供するのが特徴だ。URLフィルタリング機能、すべてのコンテンツをスキャンして、安全なコンテンツのみの利用を許可するマルウェア対策機能など多様な機能を備える。(鍋島蓉子)