オープンテキスト(グラハム・プレン代表取締役)は、企業コンテンツ管理(ECM)ソリューションの強化策の一環として契約管理ソリューションの「Open Text Context Management」をリリースした。この製品はECMソリューション「Open Text ECM Suite」をベースとした製品。同社は、すでにECMソリューションを導入している顧客に対して、契約管理を売り込む考えだ。

 ECMは企業内にある契約書を含む文書、動画、音声といった非構造化データとERPやCRMなどの構造化データを全社的に統合管理、活用する仕組み。

 今回、オープンテキストが提供を開始した契約書管理ソリューションは、「Open Text ECM Suite」上で提供。さまざまな種類の契約書作成から、廃棄までのライフサイクルを企業レベルで一元的に管理する。

 「クライアント」「バインダー」「契約フォルダー」により契約を階層的に管理する。「クライアント」では例えば「人事管理」「電力供給ビジネス」など契約分野を設定。下層の「バインダー」ではそこからさらに契約分野のなかでの契約タイプ、グループを定義し、「契約フォルダー」で契約タイプやグループに関連する情報の管理ができる。契約プロセスを画面で一目で把握でき、契約に関連するユーザーの役割も管理できる。企業のルールに沿って契約に関するあらゆる情報を取引先ごと、契約ごとに体系的に表示することができるようにした。

 また、電子文書だけでなく紙文書もスキャニングして集中的に管理することが可能。契約更新などのイベントごとに電子メールで通知したり、取引先情報の一元管理、各種契約のレポート表示など多岐にわたる機能を提供する。荒川勝也執行役員副社長営業本部長は「ECMソリューションを導入している既存顧客に売り込みたい」と話している。(鍋島蓉子)

荒川勝也副社長