CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)開発・販売のITベンチャーであるディバータ(加藤健太社長)は、ソーシャルメディア「Facebook」内に企業・個人が自由にコンテンツを掲載できる独自ページ「Facebookページ」の作成機能をもつCMS「RCMS on Social」の販売を開始した。一般的な手法でFacebookページを作成するのに比べてデザインやレイアウトの自由度が高く、Facebookにはない200以上の機能を使えるのが特徴だ。価格は、初期費用が200万円で月額利用料金が4万円。

加藤健太社長
 「RCMS on Social」は、ウェブサイトを容易に作成・運用できるCMSと呼ばれるものをディバータが自社開発したツール「RCMS」を元に開発した。「RCMS」はディバータの主力製品で、無料版も含めて約8000ユーザーに利用されている。PCだけでなく、携帯電話やスマートフォンなど複数のデバイス向けにそれぞれ最適化したウェブサイトを簡単に開発できることなどが高い評価を受けている。早稲田大学や国際熱帯木材機関(ITTO)、日本ソフトウェア科学会が主なユーザーだ。

 「RCMS on Social」は、Facebookページを簡単に開発できるのが特徴だ。Facebookページとは、企業・団体が自社の商品・サービスをPRできるFacebook内の専用ページをいう。一般的な作成方法では、デザインの自由度が低いうえに機能も限定されているが、RCMS on Socialでは通常のPC向けウェブサイトのように制約を受けることがなく、「自由にデザインレイアウトを決めることができる」(加藤社長)ほか、アンケートなどFacebookにはない200以上の機能を利用することができる。このほか、Facebookで選択した言語に合わせて最適な言語に情報を変換表示する機能をもっている。

 また、Facebookページを閲覧したユーザーが、詳細の情報を確認したい場合は、通常の企業サイトへ誘導されるのが一般的だが、RCMS on SocialではFacebook内でほぼすべての情報を閲覧でき、ユーザーの利便性が高いほか、Facebookページを設けた企業にとってはPR効果が大きい。(木村剛士)