ビットアイル(寺田航平社長兼CEO)は、クラウドコンピューティングサービス「サーバオンデマンドNEXT(SOD-NEXT)」の規模を増強するとともに、新たに大阪サイトを追加し、サービス展開を拡大する。

 「SOD-NEXT」は、10年12月にビットアイルのクラウド基盤刷新とともにサービスを開始して以来、順調に利用企業数が増加。とくに、11年2月に投入した「プライベートクラウドパッケージ」をきっかけに需要が急増し、当初の計画の3倍を超えるペースで利用企業を獲得しているという。

 今回、こうした急激な需要増に対応するために、SOD-NEXTの拡張計画を前倒しし、東京サイト(品川データセンターおよび文京データセンター)の規模を4倍に拡大するとともに、東京以外のサイトとして、11年6月に新設した大阪データセンター内にSOD-NEXT大阪サイトを追加した。

 これにより、ビットアイルのすべてのデータセンター拠点でSOD-NEXTを提供し、ユーザー企業はSOD-NEXTの稼働サイトを選択することができるようになった。また、BCP(事業継続計画)に基づくサーバー拠点の分散やDR(ディザスタ・リカバリ)・バックアップサイト構築ニーズへの対応も可能となった。より効率的な電力利用を目的として、サーバー構成を見直し、従来比最大約10%の省電力化も実現している。

 なお同社は、SOD-NEXTのさらなる需要増をすでに見込み、今秋にも追加の規模拡張を予定している。