データセンター(DC)運営のさくらインターネット(田中邦裕社長)は、8月4日、NTTデータ先端技術、河村電器産業、日商エレクトロニクスと4社合同で実施した高電圧直流(HVDC)給電システムの評価検証結果について、総合効率90.394%を達成したと発表した。

 さくらインターネットは、2011年秋に竣工予定の北海道・石狩データセンターでの「HVDC 12V」方式の実運用開始に向けて、今年5月から7月にかけて同社西新宿DCで実機レベルでの評価検証を実施した。その結果、変圧器への入力からHVDCへの変換、集中電源(12V)によるサーバーの給電までの総合効率は当初発表の通り90%以上を達成し、90.394%を計測したという。従来のAC方式(電力効率70-80%)と比較して、大幅な消費電力の削減ができる。

 同社は今後、コンテナ型の実地検証環境を現地のコンテナヤードに構築し、最終的な確認を進めていく。(ゼンフ ミシャ)

従来のAC方式とHVDC 12V方式の比較