情報サービス業界トップのNTTデータは、1月31日、中堅SIerのJBISホールディングスと株式公開買付けの覚書を交わしたと発表した。NTTデータは2月1日から3月16日までを予定している株式公開買付けによって、JBISホールディングスの株式の過半数を取得する方針だ。JBISホールディングスの取締役会は、NTTデータによる株式公開買付けに賛同している。

 JBISホールディングスは、SIerの日本電子計算と証券代行業の日本証券代行の共同株式移転によって、2006年10月に設立された。

 今回、JBISホールディングスが保有する日本証券代行の株式については、住友信託銀行と日本証券金融に4月2日をめどに譲渡する予定。また、JBISホールディングスの持分法適用関連会社である新潟証券の株式の一部についても他社に譲渡するとともに、日本証券代行での希望退職者の募集も行う。


 一方、日本電子計算は、金融・証券会社向け証券総合システムや公共・自治体向け総合行政システムなどで強みをもつことから、NTTデータは、実質、日本電子計算を中心としたJBISホールディングスを自らの連結子会社とすることで、既存のビジネスとの相乗効果を発揮できると判断した模様だ。