ニュース

日本マイクロソフト、ソフトウェア開発スイート「Visual Studio」の最新版を公開

2012/03/29 20:06

 日本マイクロソフト(樋口泰行社長)は、3月29日、ビジネス戦略、主要製品・サービス・施策に関する最新情報を紹介する「マイクロソフト メディア エクスチェンジ」を開催した。「今回は、ソフトウェア開発スイート「Visual Studio」の最新版「Visual Studio 11(仮)」を紹介した。

 大場章弘執行役デベロッパー&プラットフォーム統括本部長は、「PC上のWindowsだけではなく、『Windows Azure』や『Windows Phone』など新しいプラットフォームに事業を進めている。開発ツールも、新しいプラットフォームに合わせて進化をしている。『Visual Studio 11』は『Windows 8』のアプリケーションの開発の基盤となるもの。開発者にとって先進的な環境で、すばらしいメリットをお届けできると信じている」と自信をみせた。

大場章弘統括本部長

 同社は、すでに2月29日に「Visual Studio 11」のベータ版を公開している。「Visual Studio 2010」に比べ、デスクトップアプリケーション、ウェブアプリケーション、SharePointアプリケーションなど、幅広い開発ニーズに対応。また、ユーザーインターフェースをシンプルにして、ムダを省いた開発環境を提供する。

 4月24~25日の2日間、開発者を対象にした「Windows Developer Days」を開催する。キーノート セッションやブレイクアウト セッションで最新製品やテクノロジーを紹介するほか、実際に「Visual Studio 11」を体験するコーナーも設ける。
  • 1

関連記事

「CES 2012」レポート マイクロソフトは新たなユーザーインターフェース「Metro UI」をアピール

「CES 2012」前夜の基調講演、スティーブ・バルマーCEOが最後の登壇、例年とは違うスタイル

<日本マイクロソフト「Windows Azure」特集>クラウドの本命 パートナー協業で高まる存在感とその価値

「開発」「検証」「ビジネス」で手厚い支援 Windows Azure Platformで開発するISVのメリット

外部リンク

日本マイクロソフト=http://www.microsoft.com/ja-jp/

「Windows Developer Days」