NEC(遠藤信博社長)は、ネットワーク(イーサネット)によってコンピュータの構成を拡張する技術「ExpEther(エクスプレスイーサ)」を用いた3製品を発売した。6月22日に出荷を開始する。

 「ExpEther」は、システム拡張と性能を向上させる際、サーバーやワークステーションなどのハードウェア本体を追加するのではなく、必要なコンピュータ資源(CPU・HDD・グラフィックボードなど)だけを追加することができる技術。イーサネットでの通信に比べて、大量のデータを効率よく転送でき、高速処理することも可能になる。

 今回、「ExpEther」を搭載する製品として、サーバーとワークステーション側に搭載する「ExpEtherボード」、そのサーバーにネットワーク経由でコンピュータ資源を接続する「ExpEther I/O拡張ユニット」、サーバー・ワークステーションに接続する端末「ExpEtherクライアント」を、世界で初めて開発した。

 税別価格は「ExpEtherボード」が2万5000円から、「ExpEther I/O拡張ユニット」が4万円から、「ExpEtherクライアント」が3万5000円から。NECでは、新製品を中核とした「ExpEther」関連製品で、3年間で150億円の売り上げを見込んでいる。