トレンドマイクロ(エバ・チェンCEO)は、東南アジア地域でデータセンター(DC)を運用するサービス事業者との協業を拡大し、各地域で事業を展開する日系企業向けに、クラウドを利用したセキュリティサービスを提供する。

 同社は、日本で提供中のSaaS型セキュリティ「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」と同等のサービスを、東南アジア地域でもパートナーとともに展開。日本本社から海外拠点のセキュリティ対策を一括管理することができるセキュリティサービスを提供する。

 第一弾として、トレンドマイクロの台湾子会社であるTrend Micro Incorporatedが、KDDIシンガポールとSaaS型のクライアントPC向けセキュリティサービスで協業した。7月に、ウイルス対策やURLフィルタリングなどの機能をもつ「KDDI Business Security」を発売する。

 トレンドマイクロは、今後、IaaS/PaaSのセキュリティに関しても協業を進める。総合サーバーセキュリティ「Trend Micro Deep Security」や、クラウド上のデータを暗号化する「Trend Micro SecureCloud」などを活用し、DC内のITインフラを守るセキュリティサービスをパートナーと組んで提供する。(ゼンフ ミシャ)