EMCジャパン(山野修社長)は、7月12日、重複排除バックアップ/リカバリの新製品として、仮想環境向けデータ保護機能を拡大した「EMC Avamar 6.1」、アプライアンス製品「Data Domain DD990」の販売を開始すると発表した。

 「Avamar 6.1」は、VMware環境でのリカバリ時間を競合製品と比較して30分の1に削減するなど、リカバリの処理能力を向上。新たにマイクロソフトの仮想化ソフト「Microsoft Hyper-V」にも対応した。税抜価格は、1.3TBのデータを保存できるシングル・ノードのレプリケーション構成で358万5000円。

 「DD990」は、有効データの保存容量が最大で570TB、長期保存で最大1.3PBまで拡張できる。最大転送速度は、31TB/時と大規模システムのバックアップ/リカバリを高速化した。価格は個別見積もり。

 EMCジャパンは、バックアップ/リカバリの製品を拡充することで、ユーザー企業のテープバックアップからの脱却を促している。遠井雅和BRS事業本部長は、「日本には、システム復旧やデータ復旧に自信がないユーザー企業が多い」と述べたうえで、「世界で2万件超の販売実績をもつ当社の重複排除ストレージで、ユーザー企業の不安を解消する」とアピールした。(佐相彰彦)

遠井雅和BRS事業本部長