アイティフォー(東川清社長)は、7月18日、家電量販店大手のコジマ(寺﨑悦男社長)の基幹ネットワークインフラを再構築し、今年1月に稼働を開始したと発表した。導入後、従来比で通信コストを40%削減したという。

 再構築では、最新のVPNサービス「フレッツ・VPNワイド」を中心としたネットワーク構成にして、フレッツ・VPNワイドと全拠点を結ぶバックアップ回線には受信時最大7.2Mbpsの3G回線を採用した。

 全拠点で二重化したルータ(ネットワーク中継機器)は、1台をメイン回線につなぎ、もう1台はバックアップ用3G回線へ常時接続する形態にした。ネットワークの監視はアイティフォーのコールセンターが24時間365日体制で行う。メイン回線に障害が発生した際は自動的に3G回線に切り替わり、復旧後は自動でメイン回線に戻る仕組みで、信頼性を大幅に向上している。

 これまでコジマではバックアップ回線にISDNを用いていたが、128Kbpsの通信速度はメイン回線の10分の1以下とバックアップ回線としては不十分だった。また、ISDNは通信費が従量制で、高コストも問題になっていた。