ソリトンシステムズ(鎌田信夫代表)は、国内最大手の旅行会社、JTBグループの25社3000台のパソコンに、情報漏えい対策と資産管理のクラウド型サービス「OnDemandシリーズ」の提供を開始した。

 JTBグループは、旅行業務に伴う膨大な量の個人情報や業務上の機密情報について、情報漏えい対策や内部統制を目的としたグループ内規定を定めている。しかし、グループ各社は企業規模が異なるので対応にばらつきがあり、グループ全体のガバナンス実現には、セキュリティレベルを統一する効果的なツールの導入が課題となっていた。

 JTB情報システムは、課題解決に向けたツールを検討した結果、(1)企業規模を問わず導入でき、初期導入コスト、ランニングコストとも極力抑えられる、(2)専任のセキュリティ管理者がいなくても、安心して簡単に導入でき、運用後の負担もかからない、(3)情報漏えい対策として有効なPC操作ログの取得、USBメモリ制御、資産管理機能など必要な機能をすべて備えている、(4)ルール違反のPC操作を検知し、管理者にアラートを通知する機能がある、(5)インターネット経由でログ情報を収集し、JTBグループの専用ネットワークに入っていないPCも一元的に管理できる――などの条件を満たすものとして「OnDemandシリーズ」を評価し、採用を決定した。

 「OnDemandシリーズ」の導入によって、グループ会社のセキュリティ対策レベルが統一され、不要なウェブサイトの閲覧や未許可のUSBメモリの利用などから発生し得る情報漏えいリスクの低減、さらには抑止効果によってユーザー個々のセキュリティ意識が高まることを期待している。