CA Technologies(CA、林雅音アクティング・ジェネラル・マネージャー)は、9月21日、アプリケーション開発でテスト工程の生産性を向上するサービス仮想化ソフト「CA LISA」の国内での販売を10月17日に開始すると発表した。

 「CA LISA」は、CAが2011年6月に買収したサービス仮想化ソリューションベンダーのInteractive TKOのテクノロジーをベースとしたサービス仮想化ソフト。これまで北米を中心に、約140社が導入した実績をもつ。日本では、ダブルバイト文字に対応したものを提供する。

 連携先のシステムを仮想化することでテスト工程の制約を排除し、開発期間の短縮やインフラストラクチャの投資削減、アプリケーション開発の品質向上に貢献する。

 連携先システムとの通信内容をキャプチャし、記録することで、仮想サービスを自動で生成。キャプチャができないときは、静的に生成する。GUI(グラフィカルユーザインタフェース)による簡単な操作で仮想サービスをリモートの仮想サービス実行環境(VSE)に配備・起動したり、VSEを用途や負荷に応じてマルチサーバーの構成にスケールアウトしたりすることができる。

 米CA Technologiesのジョン・マイケルセンCTO(最高技術責任者)は、「アメリカのある銀行は、『CA LISA』の導入によって、07年から08年にかけて、パフォーマンス関連の問題を80%削減できた」とアピールした。

米CA Technologiesのジョン・マイケルセンCTO

 対応環境はWindows 7とRed Hat Linux。ターゲットは、業界を問わず、ミッションクリティカルなシステムをもち、開発やエンハンスに積極的な企業だ。価格は4680万円からで、13年3月31日までは2925万円から販売する。

 LISA(サービス仮想化)ソリューション部の佐藤輝幸担当部長は、「サービス仮想化はテストツールとは異なるもので、これまで日本にはなかったソリューションエリア。日本でこの市場を開拓していく。アプリケーション開発の常識を覆す“ニューノーマル”を実現したい」と意気込みを語った。(真鍋武)

LISA(サービス仮想化)ソリューション部の佐藤輝幸担当部長