NTTドコモ(ドコモ、加藤薫社長)と韓国の通信事業者KT(李錫采CEO)は、10月9日、韓国の電子マネー事業者eB Card(金種孝社長)と共同で、eB Cardが提供する電子マネーサービス「Cashbee」を、ドコモが発売するスマートフォンで利用するための検討を行うことで合意し、覚書を締結したと発表した。

 「Cashbee」は、10年8月にロッテグループのeB Cardが開始したNFC(近距離無線通信)対応のプリペイド型電子マネーサービス。ロッテグループのデパートやコンビニ、地下鉄、バス、タクシーなど、韓国の約5万2000か所で利用でき、約500万人のユーザーを抱える。

 ドコモとKTは、それぞれのユーザーが両国のNFCサービスを利用できる環境を13年度上期に構築することを目指し、第一弾としてドコモのスマートフォンで「Cashbee」を利用できるようにする。今後は、世界中でのNFCサービスの相互利用を実現するために、世界の業界団体・標準化団体への提案活動などを行う。(真鍋武)