米レッドハットのジム・ホワイトハーストCEOが来日し、10月23日、東京・恵比寿で開催された「RED HAT FORUM 2012」で、OSSを活用したクラウドテクノロジーの標準化について講演した。

 ホワイトハーストCEOは、クラウドの技術がベンダーによって異なり、統一されていないことから、アプリケーションソフトの適合が複雑化していると指摘。この状況を、産業革命にたとえて、「産業革命は技術の革新をもたらしたが、技術はコモディティ化していなかったので、ボルトを一つひとつ手づくりでつくっていた。ボルトがコモディティ化されたことによって、GDPが30年ごとに2倍に成長していった」と説明。レッドハットのOSSでは、クラウドを構成するコンポーネントを標準化することで、ユーザーに選択肢や柔軟性を提供することができるとアピールした。

 また、レッドハットの業績について、「『フォーチュン・グローバル500』のうちの約80%が、レッドハットを利用している。レッドハットはOSS専門の企業として、初めて売り上げ10億ドルを達成し、さらに13億ドルを目指す」と意欲をみせた。(真鍋武)

来日した米レッドハットのジム・ホワイトハーストCEO