ネットワールド(森田晶一社長)は、12月13日、VDI(仮想デスクトップ・インフラストラクチャ)やSBC(サーバー・ベース・コンピューティング)のパフォーマンスを測定するベンチマークツール「Login VSI 3.7」の提供を開始すると発表した。

 「Login VSI」はオランダのログイン・ブイエスアイが開発した汎用ツールで、特定のベンダーに依存せずにベンチマークを行うことができる。有償版「Login VSI Pro 3.7」に加えて無償版「Login VSI Express 3.7」も提供し、これまでコストが問題になっていた小規模なプロジェクトや短期的なテストのベンチマークにも対応した。

 「Login VSI Pro 3.7」は、100ユーザーワークロード/3か月間のライセンス(価格は38万円)と、期間を限定しない250ユーザーワークロードからの永続ライセンス(価格は190円から)を用意する。無償版は50ユーザーワークロードまでで、試用期間は30日間。

 ネットワールドの森田社長は、「VDIを広く普及させることが日本企業の生産性向上につながる」としたうえで、「事前に運用シミュレーションを実施しないと、大きなトラブルなどが発生することがある。当社も含め、多くのベンダーは苦い経験をしてきた。今回の製品は、こうした問題を解決する」と述べた。

ネットワールドの森田晶一社長

 ログイン・ブイエスアイのヨス・ディコフ セールスディレクターは、「世界のVDI普及率は、現在2~5%に過ぎない。しかし、調査会社の予測によると未来は明るい。しかも、VDIの導入プロジェクトを成功に導くためには、パフォーマンスやスケーラビリティ、キャパシティを正確に解析・評価することが必要になっている」と説明し、「日本では、VDIへの関心が高まっている。このような市場で、Login VSIの大きな流れをつくる」との考えを示した。

ログイン・ブイエスアイのヨス・ディコフ セールスディレクター

 なお、ネットワールドは、短期間での市場開拓と販売実績を評価して2012年中に最も功績のあったパートナーを表彰する「Login VSI Partner of the Year Award 2012」の受賞が決定している。(佐相彰彦)

ネットワールドが「Login VSI Partner of the Year Award 2012」を受賞