日立製作所(日立、中西宏明社長)は、1月24日、日本マイクロソフト(樋口泰行社長)と共同で、クラウド関連ソリューションの開発・提供拠点「Virtage for Hyper-Vソリューションセンター」を東京・港区のハーモニアス・コンピテンス・センター内に開設した。サーバー仮想化分野での連携を強化する。
センターでは、約20名のスタッフが、効率的なクラウド運用を実現するソリューション「高信頼サーバ仮想化ソリューション for Hyper-V」の開発に取り組む。
「高信頼サーバ仮想化ソリューション for Hyper-V」は、日本マイクロソフトのサーバー仮想化ソフトウェア「Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V(Hyper-V)」と、日立の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」に搭載しているサーバー論理分割機構「Virtage(バタージュ)」を組み合わせた技術で、1台の物理サーバー上に複数の「Hyper-V」環境を集約することができる。2013年度上期には提供を開始する。