サイボウズ(青野慶久社長)は、2月14日、2012年度(12年12月期)の決算・事業説明会を開催した。

 2012年度の連結業績は、売上高が41億4000万円、営業利益が4億9400万円、経常利益が4億9600万円、純利益が2億4500万円だった。12年度は、決算期を前年度の1月期から12月期に変更したため、11か月での決算となる。

 青野社長は、「グローバルを見据えているので、12年度は国際的な決算期に変更した。12年度は11か月決算なので、前年度と単純比較すれば売上高はマイナスだが、2~12月の期間で前年度と比べると105.8%のプラス成長だ」と説明した。

青野慶久社長

 13年度の事業戦略は、引き続きグループウェア事業に集中し、売り上げや利益よりも利用者数を重要視する。とくにクラウドサービス「cybozu.com」の事業拡大を優先して進め、例えば業務アプリ構築クラウド「kintone」では、13年内に中国と米国での販売を開始する予定だ。また、新しくソーシャル機能「kintone People/Space」を3月に提供する。

 青野社長は、「『kintone People/Space』は、ユーザーに無料で提供する。『kintone』は、現在約500社のユーザー企業を抱えるが、1社あたりの利用者は平均で10人ほどだ。『kintone People/Space』を活用してもらい、1社あたりのユーザー数が増えることを期待している」と狙いを語った。(真鍋武)