サイボウズ(青野慶久社長)は、3月10日、独自開発のクラウド基盤「cybozu.com」上で提供する業務アプリ構築クラウド「kintone」をアップデートした。業務で利用しているExcelファイルを自動でクラウドアプリに変換する機能と、データベースとソーシャルを融合する新しい社内SNS機能「スペース」「ピープル」のベータ版の提供を開始した。

 「kintone」は、セキュアなクラウド環境で業務アプリを作成して、手軽に利用できる業務アプリ構築PaaS。リリースから約1年で約500社が導入した。アップデートでは、使い勝手を向上させる約20個の新機能、約100か所の改修を実施し、より現場で使いやすいクラウドサービスへと進化した。

 新機能「Excelからのアプリ作成」では、アプリ作成画面でExcelファイルを選択して読み込むことで「kintone」が最適なフィールド設定を判断し、アプリケーションを自動的に作成。Excelファイルに登録されていたデータも同時に移行できる。アプリケーションの一覧画面は、Excelの使い勝手のまま、列の幅調整・列ごとのソート・条件による絞り込みやグラフ作成・一覧画面での編集が可能。

 社内SNS機能「スペース(β版)」は、業務で必要なデータとそれに関連するメンバーのコミュニケーションを1つにまとめるためのワークスペース機能。トピックごとに掲示板を作成して、業務連絡やディスカッションをメンバー内で行うことができる。

 もうひとつの社内SNS機能「ピープル」(ベータ版)では、「kintone」の登録ユーザー一人ひとりが個人のタイムラインをもち、自由に情報発信することができる。フォロー/アンフォロー、メンション、「いいね!」ボタンなど、一般的なSNSと同様の機能で社内ネットワークの交流をサポートする。

 このほか、時間計算、カレンダービュー、おすすめグラフ、Skypeとの連携、ルックアップフィールドへのテーブル設定、フィールドのグループ化、自分宛通知などの新機能を追加した。