1stホールディングスグループのウイングアーク(内野弘幸社長)は、2月22日、プリンタの統合出力管理ソフト「SVF Print Manager」の販売を開始した。メーカーを問わず、複数のプリンタの状態を一元的に管理することができる製品だ。出力履歴を管理する機能やレポート機能を搭載し、セキュリティ対策や運用コスト削減を実現する。

谷口功マネージャー
 「SVF Print Manager」は、登録した複数のプリンタの稼働状況や機器構成を一元的に管理・可視化するためのソフトウェアだ。基幹/業務系システム、Word、Excel、PDFなど、どんなアプリケーションからの出力でも管理でき、各プリンタの稼働状況を把握して最適に配置するなど、運用コストの削減を実現する。「例えば、ある部署に配置してある5台プリンタのうち、3台しか使用されていないことを把握して、使用頻度の高い部署に移動することができる」(営業本部インダストリー営業推進室インダストリービジネスデベロップメントの谷口功マネージャー)。プリンタのトナーや紙の残量を表示したり、障害や動作停止を通知したりする機能も搭載。これによって適切なタイミングで紙を補充するなど、対応策を迅速に講じることができる。

 また、すべてのメーカーのプリンタを管理対象として対応している。「これまでのプリンタ管理ツールは、対応するメーカーが限定されていて不便だった。しかし、この製品によって複数のメーカーのプリンタを保有するユーザーが、一元的に管理できるようになった」(谷口マネージャー)。

 さらに、印刷のセキュリティ対策も施すことができる。「いつ」「誰が」「どのプリンタで」「何を」印刷したという印刷履歴を、全社単位で集中管理する機能を搭載し、万が一、印刷物から情報が流出した場合には、出力履歴を参照することで証跡を追跡できる。出力履歴の機能は、利用者の不正印刷やムダな印刷を心理的に抑止する効果ももたらす。

 1サーバーあたりの価格は、100万円から。谷口マネージャーは、「複数メーカーのプリンタを保有している自治体や、教育機関がメインターゲット。民間では、複数の支店をもつ企業に利用してもらいたい。発売から1年間で100本の販売を目標としている」という。(真鍋武)