富士通(山本正已社長)は、4月30日、2012年度(13年3月期)の連結決算と13年度の通期見通しを発表した。このなかでパソコンと携帯電話の13年度の予想出荷台数を明らかにし、パソコンは12年度比48万台減の535万台、携帯電話は同130万台減の520万台と大幅な減少となる計画を発表した。

 12年度のパソコンの出荷台数実績は11年度に比べて19万台減少し、13年2月に発表した計画値よりも17万台少ない583万台で、パソコンの開発・販売事業は「赤字になった」(加藤和彦取締役執行役員専務)。13年度は12年度よりも48万台少ない535万台の計画を示した。

 一方、12年度の携帯電話の出荷台数は、13年2月に発表した計画通りだったものの、11年度に比べて150万台少ない650万台だった。12年度はこの前年度実績よりも130万台減の520万台を見込む。「損益は黒字」(加藤専務)という。

 加藤専務は、パソコンと携帯電話事業をもつ事業セグメント「ユビキタスソリューション」について、「厳しくみないといけないビジネス」として、両デバイスの開発・販売事業で利益を捻出するのが難しい状況を語った。(木村剛士)