エクセルソフト(名取弘人代表取締役)は、7月10日、米インテルコーポレーションが提供するマルチコア対応の広範囲なライブラリ「インテル インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ(インテル IPP)」の最新バージョン「8.0」の販売を開始したと発表した。

 「インテル IPP」は、Windows、Linux、OS X向けのマルチメディア、データ処理、通信アプリケーションの開発を支援するソフトウェア関数の広範囲なライブラリ。SSEやインテルAVX命令セットを使用して高度に最適化されており、アプリケーションを最適化コンパイラ単体で作成した場合よりも高速で実行できる。

 インテルの再配布可能で簡単に使える関数群を利用することで、アプリケーションの新機能の開発により多くの時間をかけることができる。作成したコードは、将来の世代のインテルプロセッサでも最適に実行されるので、長期間にわたって開発、デバッグ、メンテナンスの時間を節約できる。

 新バージョンでは、既存のWindows版、Linux版に続き、OS X版製品を提供する。これによって、Microsoft Windows 8、Fedora 18/19、OS X 10.8.2/10.9などの最新OSをサポートした。また、インテル「Haswell(コード名)」向けの最適化機能の追加、画像処理のためのSSSE3による最適化機能の追加、189の新機能をもつAPIインターフェースの採用、Android向けドキュメント・サポートの改善、シンクライアント・インストーラの提供などの機能拡充を行った。

 価格は、シングルユーザーライセンスで3万3600円。