日立システムズ(高橋直也社長)とマレーシアのグループ会社であるHitachi Sunway Information Systems(日立サンウェイ)は、7月17日、日本と東南アジアでのセキュリティ事業を強化するために、マレーシアのイーロックと協業し、イーロックのウェブサイト改ざん防止セキュリティパッケージ「WebALARM」を活用したウェブセキュリティ対策ソリューションを、日本では日立システムズから、東南アジアでは日立サンウェイから発売する。

 イーロックは、「WebALARM」など多様なセキュリティ製品の販売に加えて、セキュリティに関するコンサルティングや脆弱性診断などのサービスを日本やマレーシアを含めた世界各国で提供している。「WebALARM」は、モニタリング、自動リカバリ、アラート、監査と証拠保全、データアップデート管理などの機能を備え、全世界で約1800件の導入実績がある。

 日立システムズは、顧客の情報資産を守るため、セキュリティ導入時のコンサルテーションからシステムの構築、運用まで、セキュリティに精通したエンジニアがワンストップで応えるセキュリティソリューション「SHIELD」を提供。Security Operation Center(SOC)を活用して、24時間365日のセキュリティ運用・監視サービスを提供している。

 日立サンウェイは、マレーシアの本社に加えて、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシアに子会社をもち、東南アジアでセキュリティソリューションやITインフラの構築を含むITサービス事業を展開している。

 日立システムズと日立サンウェイは、ウェブセキュリティ対策ソリューションの分野でイーロック社と協業。「SHIELD」のラインアップの一つとして、日本と東南アジアで「WebALARM」を販売・導入するほか、「SHIELD Webセキュリティ on-Demand」など、関連するサービスを組み合わせて、顧客のニーズに適したソリューションを提供する。

 「WebALARM」の価格は、基本パッケージ(1コンソール+1サーバー)で19万7400円から。導入時のSE費用は個別見積もり。利用開始2年目から年間保守費用3万9450円が必要となる。なお、価格は地域によって異なる。

 今後、日立システムズと日立サンウェイは、イーロックと連携して、日本と東南アジアの金融業や教育機関、公共・自治体向けに「WebALARM」や関連ソリューションを拡販し、15年度末までに累計7億円の販売を目標としている。