NEC(遠藤信博社長)は、東京・秋葉原のプラットフォーム製品のショールーム、クラサバ市場秋葉原店で、垂直統合型製品のデモを体験できたり、サーバーの実機に触れたりできるユーザー/ITベンダー向けイベント「夏Platform祭り」を、7月26日~8月31日の日程で開催する。

 クラサバ市場秋葉原店は、2005年にオープン。パソコンやタブレット端末、シンクライアントなどのクライアント端末と、x86サーバーやストレージ、ソフトウェアなどの情報システムの基盤で用いられるプラットフォーム製品を展示するショールームだ。ユーザー企業の情報システム担当者やSIerの技術者・営業担当者が多く訪れる。来場者は、実機に触れ、説明員によるデモを体感することができる。予約制のセミナーも常時開催している。

電気街の一角にあるクラサバ市場秋葉原店

 恒例の夏のイベントは、今年は「夏Platform祭り」と題して、4月に発表した垂直統合型製品「NEC Solution Platforms」を構成するプラットフォーム製品を多く展示。統合運用管理ソフト「WebSAM SigmaSystemCenter」、高可用性ソフト「CLUSTERPRO」などのソフトと、シンクライアントやタブレット端末「LifeTouch」、ストレージ「iStorage」、x86サーバー「Express5800シリーズ」など、さまざまな製品群を揃える。

 ハードウエアでは、7月4日に発表したばかり新製品で「50社ほどの販売パートナーがすでに見にきた」という省電力性能世界一(米SPEC調べ)のスリムサーバー「Express5800/GT110f-S(水冷)」を展示。冷却率を上げるために設計を一から見直したもので、展示では本体の中を見ることができる。

人気の高い水冷型スリムサーバー「Express5800/GT110f-S(水冷)」は中が見えるように展示

 このほか、電源を抜いても予備サーバーが稼働するデモを体感できるftサーバーや、仮想デスクトップ環境を構築したシンクライアント端末を展示。データベースの情報をスマートデバイスで閲覧するソリューションや、バックアップソリューションに最適なプラットフォームとして、高性能ストレージ「iStorage M10e/M300/HS3」も紹介している。

人気があるftサーバー。サーバーを二重化して一台のサーバーの電源ケーブルを抜いてもシステムが稼働するデモを体感できる

「iStorage」の3シリーズをバックアップの基盤としてPR

1階のメインスペースにはタブレット端末を展示

 一方、ソフトのデモでは、可用性ソフト「CLUSTERPRO」を用いた仮想OS間でクラスタシステムを構築し、遠隔地との二重化を実現した環境を紹介。「iStorage」と「CA ARCserve Replication」を用いたバックアップシステムのデモも行っている。このほか、ファイルサーバー整理の活用ソフト「NIAS(NEC Information Assessment System)」やサーバーのアクセスログ監査ツール「ALog ConVerter」などのデモを、イベント期間中に開催する(予約制)。

「CLUSTERPRO」を用いたクラスタシステムのデモ環境

 NECのソリューションプラットフォーム統括本部シニアエキスパートで、クラサバ市場秋葉原店の中島泰宏店長は、「堅苦しい場所ではないので、時間が空いたときにふらっと立ち寄ってもらえればうれしい。抽選会もやっているので、気軽に来てもらいたい」と話している。(木村剛士)

クラサバ市場秋葉原店のスタッフ。写真中央が中島泰宏店長(NEC ソリューションプラットフォーム統括本部シニアエキスパート)、右が統括本部の古江直紀主任、左がNECの販売特約店であるPCテクノロジーの泊正美氏