エス・アンド・アイ(藤本司郎社長)は、シスコシステムズ(シスコ、平井康文社長)との共同検証を経て、法人向けに展開するスマートフォン内線化ソリューション「uniConnect II+」をシスコの統合型ルータ「Cisco ISR 2911 UCS-E」に収め、アプライアンス化を実現した。

 「uniConnect」は、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンに、企業の電話番号をもたせたダイヤラーアプリケーションと企業内に設置する専用システムを連携させ、会社番号での発着信を可能にする内外線電話ソリューション。通信キャリアと契約する携帯番号とは別に、スマートフォンで固定電話の電話番号(0AB-J番号)が利用できるようになるほか、すべての業務通話を固定回線から発信することによって、通話料金を下げることができる。

 企業内に設置する「uniConnect」の専用システムは、これまでアプリケーションサーバーと回線ゲートウェイ、それらを接続するネットワークによって構成で、小規模オフィスには導入の負担が大きいという課題があった。「uniConnectアプライアンス」として採用された「Cisco ISR 2911 UCS-E」は、「uniConnect II+」のすべての機能を集約し、20~300人規模のオフィスの電話を固定電話とスマートフォンを合わせて1台でカバーできる。

 また、本社にuniConnectアプライアンスを1台設置した後、市外局番の異なる小規模拠点には、小型の統合型ルータ「Cisco 881v」を設置することによって、国内の複数の事業所でスマートフォンの内線化をスムーズに、安価に実現できる。

 参考価格は、固定電話/スマートフォンの計150台を、「uniConnectアプライアンス」で5年間利用する場合、運用保守にかかる費用を含む月額基本料金が3万9000円、電話番号1つあたり月額470円となる。インターネット回線、携帯電話会社へのスマートフォン利用料、導入時の設置と設定作業費は別途発生する場合がある。

 エス・アンド・アイは、今回の「Cisco ISR 2911 UCS-E」によるuniConnectのアプライアンス化にあわせて、シスコ製品と親和性の高い販売代理店とのパートナーシップを強化し、より多くの企業にベストなFMC(固定網と移動網の融合)システムを提供していく。