東芝ソリューション(河井信三社長)は、12月3日、東京・府中市と府中市環境保全活動センターの後援を得て、府中グリーンプラザで東芝グループCSR月間行事「環境フォーラム」を開催した。

 8回目となる今回のフォーラムでは、社内中継を含めて約550人が参加し、環境について考えた。当日は、俳優の中本賢さんによる「多摩川はオモシロイ~身近な自然と水辺の環境~」と題した講演が行われた。中本さんは、1985年に東京都西南部を流れる多摩川付近に転居し、息子との多摩川での川遊びがきっかけで始めた約30年にわたる流域の自然観察の実体験をもとに、70年代に生活排水による水質汚染が進み、魚が住めない川と思われていた多摩川の中流域以降の環境が、下水処理施設の普及による水質改善でどのように再生してきたか、そして、ここでたくましく生息している魚や動物、野鳥の意外な生態について、豊富な観察映像を紹介しながらわかりやすく解説。身近な川辺を探索するおもしろさや驚き、そして多摩川の環境がさらに豊かになるために、もっと多くの人が川の現状や自然環境に関心をもつことの大切さを語った。

 講演後の参加者アンケートでは、「身近な環境が理解できた」「多摩川をもっと観察してみれば身近な発見ができること、自分にもできることがいろいろ見つかりそうな気がした」「子どもの頃の気持ちで自然に接したいとつくづく思った」「多摩川に対する見方が変わった。娘といっしょに行こうと思う」などの意見が寄せられた。

 東芝ソリューショングループは、グループ全体で約3500人の社員が府中市内の事業所でITソリューション事業に従事しており、毎年、府中市で開催される環境関連行事に参加。市民との交流を深めている。フォーラムは、東芝ソリューショングループの地域貢献の一環として、市民とともに環境保護の重要性を考える場として、今後も継続して開催する。