日立システムズ(高橋直也社長)は、製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」のラインアップのうち、日立システムズが中堅・中小規模企業向けに開発した「製造業向け生産・販売管理システム」と「卸売業向け販売管理システム」で、新たにアマゾンウェブサービス(AWS)を活用したモデルを発売する。サービスは、14年1月から順次提供する。

 AWSは、スケールアップ/ダウンを即座に変更できるなど、柔軟性にすぐれているほか、1時間ごとの従量課金なので、価格メリットが非常に高い。また、システムは複数のデータセンターで自動にバックアップされるので、BCP対策の観点からも効果的だ。顧客は「FutureStage」とAWS、さらに監視・運用、ヘルプデスクサービスなどを組み合わせて活用することで、突発的な業務処理ピークや、可用性向上などに柔軟・迅速に対応することができるほか、初期導入費用やランニングコスト、維持運用の業務負荷などを軽減し、経営リソースを本来業務に集中することができる。

 日立グループは、「FutureStage」事業で15年度に300億円の売り上げを目指す。グループでは、今年6月からAWSとの連携を本格的に開始し、SAP AG社が提供するSAPERPアプリケーションの構築・運用ソリューションの提供や、AWS上で提供する製品のラインアップ拡充を進めている。「FutureStage」のAWS対応は、グループが取り組むAWSとの連携強化を通じたクラウド事業強化の一環で、今後も各種基幹業務ソリューションや運用サービスのAWS対応を進めていく。