日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)のグループ会社、日立ソリューションズアメリカ(久慈正一CEO)は、CRM製品「Microsoft Dynamics CRM」のソリューションを提供するIT企業、米カスタマーエフェクティブの株式を100%取得し、4月1日に新体制での営業を開始した。

 これによって、日立ソリューションズグループは、グローバルに展開するMicrosoft Dynamics事業で、「Microsoft Dynamics CRM」のコンサルティングからシステム構築、運用・保守サービスを強化し、北米の顧客基盤を拡大する。また、主要顧客であるエネルギーや産業機械分野などに加え、金融分野にもソリューションを展開する。

 米カスタマーエフェクティブは、2003年の設立以来、CRM専門のITコンサルタント会社として、米国の金融サービス事業者向けに「Microsoft Dynamics CRM」を活用したソリューションを提供してきた。社員はコンサルタントとSEを中心に約90人で、金融分野で多数のCRMシステムの導入実績をもつ。また、Microsoft Corporationから優秀なパートナーとして、09年に「MS Dynamics Financial Services Partner of the year」、10年から12年まで「Microsoft Dynamics CRM East Region Partner of the Year」を受賞している。

 買収によって、日立ソリューションズグループは、北米でERP製品「Microsoft Dynamics AX」に関連したソリューションに加え、「Microsoft Dynamics CRM」に関連したソリューションの提供も強化する。

 今後、日立ソリューションズアメリカに設立したGlobal Center of Excellenceを核に、米国で蓄積したノウハウを欧州やアジア、日本市場に展開することで、グローバルに高品質なサービスを提供し、Microsoft Dynamics事業の売上高200億円の早期実現を目指す。