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日本アスペクト・ソフトウェア オムニチャネル対応製品を投入 人員や資材の最適配置を割り出す
2014/04/03 18:45
週刊BCN 2014年03月31日vol.1524掲載
代表
オムニチャネルの文脈でよく使われるO2O(オンライン・トゥ・オフライン)は、ネットから実店舗へ誘導する取り組みだが、「せっかく苦労して店舗へ誘導しても、店舗に適切な人員や資材を配置していなければ売り上げ増につながらない」と、垣貫代表は指摘する。
「オムニチャネルスイート」は「ワークフォース管理」エンジンによって人員などのリソースを最適配置する仕組みで、店舗だけでなく、工場のリソース配置にも役立てることができる。同社は、長年にわたってコンタクトセンターの業務管理システムを開発してきたノウハウを生かし、オムニチャネル化と並行して、店舗や工場の人員などの配置に役立つ仕組みを「オムニチャネルスイート」に実装した。
「ワークフォース管理」と、基幹業務システムとの情報連携を行う「バックオフィス管理」を活用することで、店舗や工場のリソース管理に応用。さらに、スマートフォンやソーシャルメディア、メッセンジャーアプリの普及によってリアルタイム性への要求も強まり、「オムニチャネルスイート」では「迅速、柔軟にリソース配分を割り出すことができるようにした」と話す。
販路は基本的にビジネスパートナーであるSIerなどを経由するほか、販売先はオムニチャネル対応を進めるユーザーや、こうしたユーザーの業務を請け負うビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)サービスベンダーを想定している。 オムニチャネル対応と連動して、リアルタイムで人員や資材の最適化を行うニーズが高まっていることなどから、「オムニチャネルスイート」の販売で今後1年の間に国内で20~30件の受注を目指す。(安藤章司)
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