日本システムウエア(NSW、多田尚二社長)は、7月8日、M2M(マシン・トゥ・マシン)プラットフォーム「Toami(トアミ)」を活用した開発不要のレディメード型サービス「Toami M2M Suite」シリーズの第一弾として、気象情報のモニタリングサービス「Toami SaaS 気象監視」を発売した。

 「Toami」は、NSWが昨年5月から提供しているM2Mサービスを開発・構築するための専用プラットフォーム。デバイス管理やデータ管理、外部連携機能などを網羅したノンプログラミング開発基盤によって、開発効率を大幅に向上し、コスト削減を実現する。

 「Toami M2M Suite」は、特定用途のセンサ・機器からアプリケーションまで、M2Mシステムに必要なハードウェアとソフトウェアをセットで提供するサービス。機器選定やシステム開発、設定の手間をかけずに簡単にM2Mサービスを利用できる。クラウド型定額サービスなので低コストで導入でき、短期間や、試験での利用にも適している。

 第一弾のサービス「Toami SaaS 気象監視」は、温度・湿度や風向・風速、雨量、照度、紫外線量のリアルタイムな観測に加え、異常値を検出した際のアラートや蓄積データのグラフ表示、エクスポート機能などを提供する。気象情報の把握が求められる建築現場で、自動測定や測定結果レポート出力を行うケースや、気温や日射量の監視、基準値を超えた際のアラート通知機能によって、学校やアミューズメント施設などでの夏場の熱中症対策に活用するケースを想定している。

 「Toami SaaS 気象監視」の利用料金は、センサなどの機器代を含む初期費用が10万円から、1ゲートウェイあたり通信費別で月額980円から。M2Mに関連するデータを提供することで、サービス利用料を無償にするモデルの提供も予定する。