【上海発】インフォテリアの中国販売会社である櫻楓天(上海)貿易(インフォテリア上海、山崎将良総経理)は、データ連携ミドルウェア「ASTERIA WARP」の販売に力を入れる。8月29日には、中国・上海で製品を紹介するセミナーを初めて開催した。

 「ASTERIA WARP」は、システム間のデータ連携を実現するソフトウェア。日本国内で約4000社の導入実績があり、国内EAI・ESB市場では、8年連続でシェア1位(テクノ・システム・リサーチ調べ)を獲得している。

 2011年11月に設立したインフォテリア上海は、これまでコンテンツ管理ツール「Handbook」の販売に力を入れ、中国での「ASTERIA WARP」の販売実績はない。しかし、山崎総経理によると「最近、中国の日系企業から『ASTERIA WARP』の問い合わせが増えている」という。この背景には、人件費の高騰によって、手作業の業務をシステムで自動化するニーズが増えていることや、日系企業の中国現地法人が、複数のシステムを抱えるようになったことがある。

 そこでインフォテリア上海は、中国で初めて「ASTERIA WARP」のセミナーを開催。日系企業の情報システム担当者など11人が参加し、終了後には、熱心に質問する姿が見られた。山崎総経理は、「中国では、まだ『ASTERIA WARP』の認知度は高くない。今から製品をアピールすることで、(ユーザー企業の)来年度予算を獲得したい」と語った。(上海支局 真鍋武)