NTTソフトウェア(山田伸一社長)は、俊敏で効率よく新ビジネスを生み出し、イノベーションを創出するための新組織「戦略ビジネス特区」を10月1日に創設する。

 「戦略ビジネス特区」は、既存組織の枠組みにとらわれない新規ビジネスの創出と、既存ビジネスの付加価値・競争力向上を、組織横断的な連携による全社的な活動として推進する。第一弾として特区内に設置する「新ビジネス創出特区(Swift Works)」では、ビジネス創出に強い意志をもつ人材を核に、新ビジネスを次々と継続的に生み出す仕組みを組み込んでいる。これによって、短期間で効率よく新規ビジネスを立ち上げると同時に、人材の育成にもつなげていく。

 「新ビジネス創出特区」では、イントラプレナー(社内起業家)に責任と権限を付与し、イントラプレナーが率いる少人数のチームが、新ビジネスを企画し、顧客の声をもとに進む方向をすばやく見極めながら顧客価値を創出していく。さらに、ファシリテータや事業コーディネータが、全社的な立場でイントラプレナーを支援する仕組みで、リードタイムを短縮する。

 また、過去の成功事例・失敗事例等・ノウハウを反映した、新ビジネス創出プロセス「スウィフト・ワークス・プロセス(Swift Works Process)」を整備し、適用を進める。これによって、新ビジネスの創出をさらに効率化していく。

 「新ビジネス創出特区」は、5年で10億円のビジネス創出を目標とし、早期に複数の1億円規模の新規ビジネスを立ち上げる。なお、NTTソフトウェアは、イントラプレナーが顧客ニーズを見ながら開発を進める「新ビジネス創出特区」に近い思想で開発したビジネス向けグループチャット「TopicRoom」を販売している。

 今後、「戦略ビジネス特区」としては、「新ビジネス創出特区」に続き、複数事業部の連携を強化し、ビジネスのスピードを加速する特区の設置などを計画する。