キッセイコムテック(神澤鋭二社長)は、スマートデバイスソリューションが好調な売れ行きを示している。今年8月下旬の時点で導入企業が100社を突破。今後、販社を3倍程度に増やして成長率2倍以上のビジネスとして稼ぎ頭に据える。

 キッセイコムテックがスマートデバイスソリューションとして提供しているのは、情報共有システム 「Crossa(クロッサ)」、タブレット端末向けコンテンツ管理システムの「Smart Library(スマートライブラリー)」など。クロッサは、オンプレミス環境でiPadやPCと連携できるほか、社内外のさまざまな情報を一元管理する。スマートライブラリーは、カタログや動画、画像などのデジタルファイルを管理してタブレット端末への資料配信と閲覧を可能にするもの。スマートデバイスソリューション関連事業を担当する高野忠臣・経営企画室事業開発グループマネジャーは、「ユーザー企業の多くが業務効率化や生産性向上を求めている。当社のソリューションは、誰でも簡単に操作できるという点が評価されている」と自信をみせる。多くの企業は50~100ユーザーが使うことを想定してソリューションを導入している。

 提供を開始した当初は直販が中心だったが、最近では6社のディストリビュータとパートナーシップを組んで拡販を進めている。渡部英史・システムソリューション事業部ソリューション営業部部長は、「既存の販売パートナーとの関係を強化しながら、さまざまな角度で提供できるように、20社まで増やしていきたい」との考えを示す。これによって、2倍以上の売上成長率を維持していく方針だ。(佐相彰彦)

渡部英史部長(左)と高野忠臣マネジャー