ネットワールド(森田晶一社長)は、10月30日、大阪工業大学(井上正崇学長)の新しい「教育研究系システム」の仮想化システム基盤に、ネットワールドが提供するVCE社のフルコンバージド・インフラストラクチャ「Vblock System 320」が導入され、本格稼働を開始したと発表した。

大阪工業大学における「Vblock System 320」の導入概要

 「Vblock System」は、Cisco、EMC、VMwareのサーバー、ネットワーク、ストレージ、仮想化基盤、運用管理ツールなどのコンポーネントをすべて統合し、事前に設計・設定・検証したシステム基盤として提供する製品。高い信頼性と運用管理の一元化が、大阪工業大学に高く評価された。

 新システムは、ネットワーク関連の基幹サーバーを含む90台の業務サーバーを「VblockSystem 320」に集約。Office365やGoogle Apps、学術情報ネットワーク「SINET」との接続機能などを提供する外部クラウドサービスとも組み合わせて、先進的なハイブリッドクラウド構成を実現した。

 導入作業は、十分な時間が確保できる夏休みではなく、期間が短い春休みに実施したが、構築作業は約45日、「Vblock System」の設置はわずか4日間で完了。通常3か月程度かかる工数を約4分の1に短縮した。各製品に精通した技術者をもつネットワールドの技術支援が高く評価された。システムの構築・サポートは、ネットワールドのパートナーであるリコージャパンが担当した。

 大阪工業大学は、サーバー、ネットワーク、ストレージ、仮想環境を一つに集約した「Vblock System」をこれからのITのあるべき姿であると考え、今後、学内インフラとしてだけでなく、情報教育の題材としても活用を検討する。