日商エレクトロニクスのグループ会社で、データセンター(DC)事業を手がけるエヌシーアイ(橋本晃秀社長)は、今年5月に提携したディメンションデータジャパン(ディメンションデータ、望月弘一社長)と共同で、ASEAN市場の開拓に取り組んでいる。両社のクラウドサービスをつなぎ、エヌシーアイが監視・運用を手がけるかたちで、現地に進出している日系企業に売り込む。

 NTTグループに属するディメンションデータは、ASEAN現地にクラウド拠点を保有している。これらをエヌシーアイが国内のDCで構築しているプライベートクラウドと接続し、一つのコントロールパネルで海外・国内両方のクラウド資源を一元管理できるようにしている。エヌシーアイは、監視・運用の代行によって、ASEANでも日本と同じ品質でクラウドを気軽に利用できることを訴求しており、近々、受注を見込んでいるという。

 エヌシーアイは、利益率が高い監視・運用代行サービスの事業拡大に取り組んでおり、安定した収益源をつくることで、財務基盤の強化を図る。(ゼンフ ミシャ)