日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)は、12月17日、カーナビやカーオーディオなどの車載機器を手がけるアルパイン(宇佐美徹社長)の情報システム会社、アルパイン情報システム(前田眞二社長)に、マイクロソフトのERP製品「Microsoft Dynamics AX」を納入したと発表した。

 アルパイングループは、世界17か国の約50数拠点で事業を展開。アルパイン情報システムは、アルパイングループの経営基盤をITで支えるために、10年ほど前から主要海外拠点に基幹システムを導入して情報連携を進めてきた。

 しかし、アジア・パシフィック地域では、業績数値の管理や集計を各拠点の個別システムで行っていることから、本社や販売拠点にかかる業務負荷が課題になっていた。そこでアルパイン情報システムは、本社や主要拠点に導入済みの基幹システムと容易に連携し、多言語・多通貨などの地域特有の商慣習に対応する「Microsoft Dynamics AX」を、アルパイングループのアジア・パシフィック地域を統括するタイ販売拠点に採用。これによってタイ販売拠点は、経営状況をリアルタイムに把握したり、データを集計・分析したりできるようになった。

 アルパイン情報システムは、今後、導入したシステムをモデルに、アジア・パシフィック地域や新興国などの中小規模の拠点に「Microsoft Dynamics AX」の活用を広げ、システムを工場の生産管理に拡張することを検討している。