【上海発】ワークスアプリケーションズ(牧野正幸代表取締役CEO)とグループ企業のレジェンド・アプリケーションズ(久保努社長)は、1月21日、中国・上海の上海花園飯店で人事マネジメントに関するセミナー「Shanghai HUMAN CAPITAL SUMMIT 2015」を開催した。日系企業の経営層や人事担当者を中心に、約120人が参加した。

 冒頭、北京大学の馬小兵教授が「大学生の就職最前線」と題して講演。北京大学の就職状況について紹介した。馬教授は、2014年の学部生の進学・留学率が約80%、就職率が約17.5%だった一方で、修士の進学・留学率が9%、就職率が89.65%だったことを挙げ、「日系企業は学部生を採用したがる傾向があるが、学部生は就職率が低い。中国では、主要大学ほど修士が就職の主力になっている」と指摘し、中国の実情に合った採用制度を構築する必要性を説いた。

北京大学の馬小兵教授

 続いて、人事・労務コンサルティングを手がける上海強格樂管理咨詢の繆申総経理が、「中国人気質に応える人事マネジメント」と題して講演。繆総経理は、中国人の気質や仕事観について、事例を挙げながらくわしく説明し、「日本人と中国人の動機には違いがある。日系企業が人事・労務制度を設計・運用する際には、この違いへの考慮が欠かせない」と指摘した。

上海強格樂管理咨詢の繆申総経理

 その後、ワークスアプリケーションズの板倉大樹シニアマネージャーが、ERP(統合基幹業務システム)パッケージ「COMPANY」の人事関連モジュールを紹介した。板倉シニアマネージャーは、「競合製品は必要最低限の標準機能だけを搭載したものが多く、ユーザーが自社のニーズを組み込むためには、追加のカスタマイズ費用がかかってしまう。これに対して『COMPANY』は、標準機能が豊富だ。さらに、ユーザーのニーズに応じて追加機能を無償で開発し、標準機能に加えて提供している。保守体制も万全だ」と訴えた。

ワークスアプリケーションズの板倉大樹シニアマネージャー

 最後に、レジェンド・アプリケーションズ チャイナの水上徹副総経理が登壇。ビジネスメッセンジャーツール「Lakeel Messenger」とBI(ビジネスインテリジェンス)ツール「Lakeel BI」を紹介した。「Lakeel Messenger」については、「一般的なメッセンジャーツールに搭載されている既読機能や、在籍情報を把握できるプレゼンス機能、グループでコミュニケーションが取ることができる会議室機能などはもちろんこと、ビジネスの使用に耐えうるセキュリティや管理機能、サポート体制を整えている」とアピールした。(上海支局 真鍋武)

レジェンド・アプリケーションズ チャイナの水上徹副総経理