グレープシティ(馬場直行社長)は、帳票開発ツールの新バージョン「ActiveReports for .NET 9.0J」を、2月25日に発売すると発表した。

 「ActiveReports for .NET」は、Visual Studio上で帳票アプリケーションを開発できる .NET Frameworkコンポーネントで、レイアウトや書式といった外観デザインの設定からデータ接続、印刷、PDF出力設定まで、帳票開発に必要なあらゆる機能を備えている。98年の発売以来、日本の帳票開発現場の要求に応え、外字への対応、デザイナの機能向上、エンドユーザーデザイナの提供と機能を次々に実装してきた。

 新バージョンでは、マルチブラウザ、マルチデバイスで帳票を表示できる専用のHTML5ビューアを収録した。HTML5ビューアは、既存のASP.NET専用のビューアがサポートするInternet Explorerでの閲覧に加え、ChromeとSafari for iOS(iPad/iPhone)での閲覧もサポートしている。運用サーバーも従来の物理サーバーに加えて、Microsoft AzureやAmazon EC2といったクラウド仮想マシンも新たにサポートし、利用者の環境に合わせて運用形態を選択できるようになった。

 レポートデザインに関しても、「9.0J」からは3種類のデザイン方式を使い分けが可能となった。セクション単位でデザインを行うレポート形式「セクションレポート」、WYSIWYGデザイナを使ってページごとにレイアウトできる「ページレポート」に加えて、複数データソースを使用し自由にレイアウトできる「RDLレポート」を追加。閲覧性に優れたダッシュボードなどのレポート作成にも対応できるようになる。

 また、Service Pack 1では「ActiveReports 9.0J Server」を新機能として追加する予定。「ActiveReports」で開発した帳票の管理・運用環境を手軽に構築できるため、帳票開発から運用までをトータルでサポートする帳票開発・運用ツールとして活用できる。

 税込価格は、1開発ライセンスで「Professional」が30万2400円、機能をしぼった「Standard」が17万2800円。