ヴイエムウェア日本法人は、3月3日、ジョン T. ロバートソン氏が代表取締役社長に、三木泰雄前社長は代表取締役会長に就任したと発表した。ロバートソン新社長はカナダ出身で、2007年にヴイエムウェア日本法人に入社。その後、12年にヴイエムウェアASEANの社長としてシンガポールに赴任していた。今回、3年ぶりに日本法人に復帰し、社長に就任した。三木会長は新規事業の立ち上げや、日本の顧客やパートナとの戦略的連携を担当する。

 ロバートソン社長は、「日本の多くのユーザーが求めているのは、クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境だ」とし、これまでヴイエムウェアが強みとしてきたオンプレミス(客先設置)型サーバーの仮想化技術をベースとしつつも、「vCloud Air」のようなクラウド型サービスとのハイブリッド を重視する。

 同社では、国内で稼働するアプリケーションソフトのうち、パブリッククラウドなど新世代のプラットフォームで稼働する割合は10%強で、2020年になってもこの割合は40%程度にしか増えないとみており、新旧プラットフォームのハイブリッド環境が引き続きユーザーから求められていると分析している。

ジョン T. ロバートソン社長(右)と三木泰雄会長

 三木泰雄会長は「日本法人の黎明期からロバートソンと二人三脚でやってきた。これからも力を合わせてユーザーやビジネスパートナーのビジネスを成功に導くよう全力を尽くす」と話した。

 ロバートソン社長は、今年10月で47歳になる。母国カナダのモントリオールにあるマギル大学を卒業。社会人経験は、日本とヴイエムウェアASEAN社長として、日本から赴任したシンガポールのみ。日本での実務経験は、ヴイエムウェア入社前を含め、実に20年余りの日本通だ。日本語の他にフランス語も堪能なトライリンガル。(安藤章司)