チエル(川居睦社長)は、先生がプロジェクターや電子黒板に提示して教えるための、タブレット端末対応教師用一斉提示教材「小学校の見せて教える社会科6年生」を全国の教育委員会、小学校を対象に3月30日に発売した。

 「小学校の見せて教える社会科6年生」は、社会科6年生で扱う多様な資料をデジタル化して、子供たちにポイントをしっかり理解させるための提示の工夫を凝らした「教師用一斉提示型」のデジタル教材。昨年12月に発売した「小学校の見せて教える社会科5年生」に続くものとなる。

 社会科教育で全国的な実践家である、札幌市立幌西小学校 校長・新保元康先生、奥州市立常盤小学校 副校長・佐藤正寿先生の編集協力を得て、教育同人社発行の書籍「社会科資料集6年」から、授業で扱う年表や当時の様子を示した絵図、歴史の出来事を示した地図、統計資料、機構の概念図などを厳選し、30本のデジタル教材として収録している。さらに、新保元康先生、佐藤正寿先生による「資料のポイント(PDF)」を同梱し、収録された資料を使った指導の充実を支援する。

当時の様子を示した絵図

「資料のポイント」で30点の教材全ての指導方法を明示


 先生が、人々の暮らしや文化、技術を示した絵図を部分的に拡大して提示することで、子供たちに当時の様子について丁寧に読み取らせ、関心を高めることができる。また、グラフの系列などを部分的に表示することで、重要な部分に注意を集中させたり、隠された部分を予想させたりすることができる。さらに、歴史上の戦いが起きた場所や進路、勢力の広がりについて示された地図の各項目を、年代に沿って順番に提示することができる。

 このほか、国会や内閣、裁判所などの機構の概念図について、学習した内容を覚えているかどうか確認する際に活用できる。子供たちには理解しづらい政治や行政のしくみ、行政機関についての基礎知識の定着を図ることができる。

 なお、「小学校の見せて教える社会科6年生」は、増え続けるデジタル教材を管理できる、チエルの教務支援システム「らくらく教材ナビ」と連携している。先生は、授業の単元に合った教材をすばやく選択できることから、授業準備の時間を短縮することができる。

 価格は、校内サイトライセンスが2万4800円、利用端末ライセンスが4900円。