日本交通(川鍋一朗社長)と博報堂DYメディアパートナーズ(大森壽郎社長)、博報堂(戸田裕一社長)、ACCESS(室伏伸哉社長)は、4月6日、日本交通グループが保有する一部のタクシーの車内で、iBeaconを活用した情報配信サービスの実証実験を、4月3日に開始ししたと発表した。

 実証実験では、日本交通グループが保有する黒タク(黒色のタクシー)約1600台の車内に、ACCESSのBeacon端末を搭載し、日交データサービスが提供するiBeacon対応スマートフォン向けアプリ「日本交通タクシー配車」に対して情報を配信する。これによりアプリの基本機能(顧客からの要望に応じた指定場所へのタクシー配車など)に加え、「乗車時間」に注目したタクシー車内でのコミュニケーション機能として動画視聴連動型クーポンを提供する。

CM視聴クーポン

 具体的には、顧客の「日本交通タクシー配車」アプリがタクシーの車内に設置されたBeaconに反応し、企業の動画広告のお知らせを通知。乗車時から降車時までの視聴動画数に応じて、次回以降のタクシー料金の割引が受けられるクーポンが顧客の「日本交通タクシー配車」アプリに付与される仕組みになっている。この実証実験は、バージョンアップした「日本交通タクシー配車」アプリで体験することが可能。なお、実証実験のエリアは、東京23区、三鷹市、武蔵野市。「日本交通タクシー配車」アプリのネット決済を利用する顧客が対象となる。

 また、今回の取り組みでは、博報堂DYホールディングス マーケティング・テクノロジー・センターが開発している屋外情報配信プラットフォームを活用。この屋外情報配信プラットフォームは、乗車した場所や時間帯、乗車回数に応じて、配信する情報を変更するなど、屋外での情報配信に対して高い自由度と柔軟性を実現している。