NTTデータ(岩本敏男社長)は、航空管制製品ブランドairpaletteの海外向け新製品として「airpalette RDP(Radar Data Processing system)」の提供を、5月11日に開始する。

 airpalette RDPは、レーダーによって取得する航空機の位置や高度といった情報と、飛行計画情報とを照合し、航空管制官が管制業務を行ううえで必要な情報を生成したり、管制卓の画面に表示したりするシステム。レーダーからの位置情報の提示、管制官の入力機能、警報機能などを搭載するとともに、ターゲット地域であるアジア・中近東・アフリカ・中南米のニーズを取り入れた設計となっている。

 ICAO(国際民間航空機関)によると、世界各地域での航空交通輸送量は、2025年まで継続的に増加し、とくにアジア・太平洋地域・中東地域では年平均5.8%、アフリカ地域では年平均5.1%、中南米では年平均4.8%と、大幅に増加していく見込み。安全で効率的に航空機を運航するために、航空管制システムの整備がひとつの課題となっている。

 NTTデータは、ターゲット地域でairpalette RDPを拡販すると同時に、airpaletteブランドの製品ラインアップを順次拡張していく。