ファルコンストア(森本雅之社長)は、SDS(Software-Defined Storage)関連プラットフォーム「FreeStor」の提供を開始した。ハードメーカーのストレージ機器との互換性を確保するなど、ソフトメーカーならでの新しいSDSとして他社との差異化につなげる。SIerをはじめ、大手SP(サービスプロバイダ)やデータセンター事業者を販社として獲得し、日本市場での売上比率を高めていく。

米ファルコンストア
ゲーリー・クイン
 FreeStorは、仮想化やデータサービスなどの自動化を可能にする独自のレイヤー層「Intelligent Abstraction」を中核に、アプリケーションやデータ、ワークロードを物理のハードやネットワーク機器などから切り離すことができる。レガシーシステムをコンバージド・インフラストラクチャへと転換、既存のシステムを有効活用しながらストレージ管理や複雑な運用の軽減が図れる。また、1TBあたり10万円など、データ量に基づくシンプルな価格に設定している。

 米ファルコンストアのゲーリー・クインCEOは、「日本では、販売パートナー経由での提供がメイン。今後も販売パートナーを増やしていく」との方針を示している。同社では、販社をMSP(マネージド・サービスプロバイダ)と称してパートナーシップを組んでおり、「大手キャリアなどとも話を進めている」という。

 ファルコンストアはソフトのみを提供しているので、販社にとっては他のストレージメーカーの機器と組み合わせるほか、クラウドサービスを容易に提供することが可能という。「日本の売上比率は現段階で6%。販売パートナーを増やすことで、10~15%まで引き上げる」(クインCEO)としている。(佐相彰彦)