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CSPA、第1回「クラウドサービス認定証授与式」を開催、9つのサービスが認定
2015/08/03 19:03
クラウドサービス認定授与式の開催は、今回が第1回目。「中小企業が安心して利用できるクラウドサービスの促進」を目指し、クラウドサービス認定プログラムとして、2015年4月27日から5月31日までの期間でクラウドサービスを募集した。経営、運用、SLA(サービス品質保証)、技術、取引の整備状況、サービス体制などの視点から審査を行い、7月3日に認定されたクラウドサービスを公表、「業務系サービス」として4つ、「情報系サービス」として4つ、「開発系サービス」として1つ、合計9つのクラウドサービスが認定された。
授与式では、松島理事長が「認定されたクラウドサービスを、中小企業向けのベストナインとして、広く告知していく」と語り、今回認定された9つのサービスをはじめ、多種多様な優れたサービスがあることを中小企業に向けて強調していきたいとの意向を示した。
また、CSPAの連携団体であるITコーディネータ協会の播磨崇会長は、「(クラウドサービスの)品質を第三者の立場で評価、認定する取り組みは、中小企業の経営者にとって必要」と述べ、クラウド利活用を考えたときのスピーディな決断を行う一助になると、同プログラムの意義を語った。同プログラムの審査委員長を務めた、CSPAの高島利尚副理事長は、今回の審査では「中小企業が安心して使えるかどうか」に重点を置いたと説明。認定された事業者へ向けて、「中小企業にとって、使ってメリットがみえるような情報の提供、また問い合わせへのよりきめ細やかな対応を心掛けてほしい」と語った。
なお、認定されたクラウドサービスは以下の通り。
・業務系サービス
スマイルワークス「ClearWorks」
日本オプロ「OPROARTS」
富士通システムズ・イースト「AZCLOUD SaaS FoodCORE」
共同印刷「証明写真ソリューション」
・情報系サービス
日本技芸「rakumoソーシャルスケジューラー」
富士通マーケティング「FUJITSU Cloud AZCLOUD Iaas ファイルサーバ」
サイボウズ「サイボウズ Office on cybozu.com」
富士ゼロックス「SkyDeskサービス」
・開発系サービス
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