キヤノンITソリューションズの中国現地法人である佳能信息系統(上海)(キヤノンITS上海、伊藤正紀総経理)は、スマートフォン(スマホ)を活用した物流着荷確認システムを販売する。中国・ASEAN地域の日系企業をターゲットとして、2018年までに2億円の売上高を目指す。

 新製品は、物流配送員がスマホ上で稼働するアプリケーションを利用して、着荷状況をリアルタイムに報告する仕組み。キヤノンITS上海が、キヤノン(中国)向けに開発したシステムをベースとして製品化した。これを活用すれば、出荷を売上基準としていた企業や、人的作業で着荷状況を確認して売上計上していた企業は、着荷基準で売上高を計上できるようになる。

 ユーザーは、既存の物流システムにアドオン導入することが可能。既存物流システムの配送情報を物流着荷確認システムに連携させて、配送員が配送完了時に配送伝票の情報をスマホから送信して着荷報告を行う。また、配送伝票にバーコードなどが印字される場合は、スマホのカメラでスキャンして、着荷報告の利便性・確実性を高めることもできる。スマホの位置情報を利用した配送業務のルートトレーサビリティとしても活用できる。(真鍋武)