ニュース
オージス総研、認証ソリューションをクラウドサービスとして提供
2015/11/30 19:07
新たに提供する認証クラウドサービスは、SAMLやOpenID Connectなどの標準プロトコルに対応。また、主要機能の技術標準に準拠したインターフェース(API)化によって、さまざまなソーシャルサービスや既存アプリケーションとの容易な連携が可能となっている。さらに、Amazon Web Servicesが提供する「AWS Lambda」などを活用し、IoT時代にも対応するスケーラブルで高信頼なサービスを実現した。
事業規模の変化に合わせて自動でリソースの拡張・縮小を行うため、外的要因による突発的なアクセスの集中に対しても、レスポンス低下のない応答が可能。また、パスワード認証、ワンタイムパスワードなどに加えて、ユーザーのアクセス場所や時間帯などから、正当性を判定し追加認証を求めるリスクベース認証、生体認証(FIDO)など多様な認証方式によって、サービスサイトのアクセスセキュリティを強化できる。このほか、ソーシャルログイン連携により、FacebookやGoogleのIDを利用することも可能となっている。
同社では、サービス事業者を中心に、認証クラウドサービスで初年度2億円の売り上げを見込んでいる。なお、サービスのリリースに先立ち、実証実験を行う。現在、認証サービスのAPIを試用して接続検証やパフォーマンステストを実施するパートナーを募集している。検証を通じて得られる各種情報は、参加企業間で共有を図る予定。
- 1
関連記事
東陽テクニカ、不正送金を防ぐマルチファクター&2経路認証ソリューション
オージス総研、認証強化ソリューションの仮想アプライアンス版を提供