オージス総研(西岡信也社長)は、11月30日、認証ソリューションを拡大し、クラウドサービスとして16年3月から提供すると発表した。サービス開始に先立ち、共同で実証実験を行うパートナーを募集する。

 新たに提供する認証クラウドサービスは、SAMLやOpenID Connectなどの標準プロトコルに対応。また、主要機能の技術標準に準拠したインターフェース(API)化によって、さまざまなソーシャルサービスや既存アプリケーションとの容易な連携が可能となっている。さらに、Amazon Web Servicesが提供する「AWS Lambda」などを活用し、IoT時代にも対応するスケーラブルで高信頼なサービスを実現した。

オージス総研認証サービス概要図

 事業規模の変化に合わせて自動でリソースの拡張・縮小を行うため、外的要因による突発的なアクセスの集中に対しても、レスポンス低下のない応答が可能。また、パスワード認証、ワンタイムパスワードなどに加えて、ユーザーのアクセス場所や時間帯などから、正当性を判定し追加認証を求めるリスクベース認証、生体認証(FIDO)など多様な認証方式によって、サービスサイトのアクセスセキュリティを強化できる。このほか、ソーシャルログイン連携により、FacebookやGoogleのIDを利用することも可能となっている。

 同社では、サービス事業者を中心に、認証クラウドサービスで初年度2億円の売り上げを見込んでいる。なお、サービスのリリースに先立ち、実証実験を行う。現在、認証サービスのAPIを試用して接続検証やパフォーマンステストを実施するパートナーを募集している。検証を通じて得られる各種情報は、参加企業間で共有を図る予定。