フィールドサービス業務支援のクラウドサービスを提供するグローバル大手ベンダーの米サービスマックス(デービッド・ヤーノルドCEO)が、日本語版のサービス提供を始めた。

垣貫己代治
代表
 米本社の日本担当副社長も務める垣貫己代治・日本法人代表は、「現在のところ、手組みで自社開発したオンプレミスのフィールドサービス管理システムをリプレースする案件や引き合いがほとんどで、パッケージ化されたソリューションに対する投資は動いていない。クラウド型のフィールドサービスマネジメントシステム(FSM)は、IoTの広がりなどを背景に、少なくとも1000億円規模の潜在的な市場は存在する領域で、ブルーオーシャンとして大きなポテンシャルがある」と、日本市場でのビジネス拡大に自信をみせる。グローバルではすでに500社以上の導入実績があるが、国内では初年度50社への導入を目指す。将来的には、全社売上に対する日本市場での売上比率を「15%以上に高めたい」(垣貫代表)という。

 日本語版のリリースにあたって、ビジネス拡大のためのパートナー網も整備した。サービスマックスのクラウドサービスは、セールスフォース・ドットコム(SFDC)のプラットフォームを採用していることもあり、SFDCの有力パートナーであるテラスカイをはじめ、凸版印刷、パクテラ・テクノロジー・ジャパン、コムチュア、電通国際情報サービスがSIパートナーに名を連ねている。また、テクノロジーアライアンスパートナーとして、SFDCはもちろん、製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションベンダーのPTCなどとも連携している。ERP、CRM、PLMといった他の業務システムと連携した提案の拡大も見据え、パートナーの拡充に継続して取り組む方針だ。(本多和幸)